フォレストアドベンチャー・丹波ささやまは、自然の森林を活用し空中散歩やジップスライドで移動する自然共生型アドベンチャーです。大人も子どもも、背の高い木の上でのドキドキ感と日常からの解放感を味わえます。
今回は、その雄大なアドベンチャーを安心して楽しんでもらうための仕事を取材してきました。アシスタントマネージャーとして実際に働かれる田中さんにお話を伺いしました。
お客様に楽しんでもらうために。安全を守る仕事
田中さんの仕事内容は、お客様対応、アドベンチャーコースの点検・修繕、広報と多岐にわたります。
「お客様が来られたときの受付対応、コースの案内、事前の安全講習を行います。お客様につきっきりで案内をするというよりも、遠くから見守る形でお客様の安全を守ります。できるだけお客様自身で自由に楽しんで動いてもらいたいので。」
開放的で楽しいアクティビティ。怪我なく安全に楽しんでもらうためにサポートすることが一番重要な仕事だとお話されます。
「お客様に思いっきり楽しんでもらいたい。そのために、安全に動いてもらえるよう僕らはサポートします。常に心のどこかで危ないポイントはないか気を配っていますね。」
「さらに、お客様がいない時間帯には、コースを点検し、器具の動作チェックや障害物を取り除きます。」
お客様に安全に思い切って遊んでもらうために、雄大なアクティビティを支える仕事のようです。
忙しない時間に縛られない働き方
田中さんは大学時代を大阪で過ごされ、そのときに都会よりも地元に近い地域で働きたいと思われたそうです。最初はフォレストアドベンチャーにアルバイトとして関わりをもち、学校卒業後に社員として入社されました。
「地元が好きなんです。都会の忙しない時間に縛られるのが嫌いで、田舎のゆったりとした時間のなかで生活したいと思っていました。」
「フォレストアドベンチャーは、見ての通り本当にゆったりしています。大自然のなかで頑張って働いていると、いつの間にか時間が過ぎていますね。」
背の高い木々に囲まれて仕事をしていると、確かに時間を忘れてしまいそうになります。気持ちに余裕がもてるような、ゆったりとした空間です。
フォレストアドベンチャーの仕事に向いている人とは?
「フォレストアドベンチャーの仕事に向いている人ですか?自然が好きな人、人と話すのが好きな人、あとは安全管理をしっかりできる責任感がある人かな。」
「安全管理の意識は、仕事に慣れていくうちに磨かれると思います。なので、まずは思いっきり仕事を楽しんでほしいです。」
さらに個性が活かせる環境でもあると、田中さんはお話されます。
「個性が強い職場ですね。健康オタク、職人さん、兼業しながら関わっている人など。その人の強みとかこだわりを上手く仕事に活かして働けるとさらに面白いと思います。」
スタッフと出会いこの場所を好きになってほしい。
最後に、田中さん自身が今後チャレンジしたいことを聞いてみました。
「ここは、お客様にとって日常の喧噪を離れ、非日常を味わえる空間です。その魅力をもっと伝えたいですね。」
「コースの特長や難易度がピックアップされることが多いのですが、スタッフの個性も外に発信していきたいです。ここで働く人を通して、この場所を好きになってほしいので。」
大自然のなかで思い切って働く。そんな働き方はいかがでしょうか。