短期入所や、居宅介護などを行う介護老人福祉施設のやすらぎ園さん。
今回は、このやすらぎ園さんで働く竹田昂平さんにお話しを伺ってきました。
きっかけは、トライやる・ウィーク
竹田さんが、なぜこのお仕事を選ばれましたか?
「幼い頃から町内会の手伝いなどで、高齢者の方と触れ合う機会が多く、『介護関係の仕事が向いているんじゃない?』と言われたことがあったので、中学のトライやる・ウィークで介護の仕事を選び興味を持ちました。子供の頃の体験が大人になっても印象に残っていて、今の仕事に繋がっています。」
小さい頃の経験が今のお仕事に繋がっているんですね。ちなみに、地元で働こうと思った理由は何かありましたか?
「私は長男なので、将来は地元で働こうと考えていました。また、地元には知っている方がたくさんいることも理由の一つです。やすらぎ園には新社会人として就職しましたが、全く知らない人達と新しく人間関係を作る環境とは違ったように思います。ここには親の知り合いの方が働いているなど、知り合いの知り合いが・・といったようにどんどん人が繋がっていきました。そしてその方達が仕事の場面で気にかけてくださったり、助けてくださったりしました。知っている方が同じ職場にいるだけで安心感が違いました。」
※入居者さんと笑顔で話される竹田さん
今はどんなお仕事を担当されていますか?
「入居者さんの日常生活において、食事、入浴、衣類の着脱などをお手伝いしています。どうしたら生活がしやすくなるかと、日々入居者さんの生活改善策を考えています。
また夜勤勤務があるため、生活リズムの変化に不安もありましたが、自分はどこででも眠れる性格なので、すぐに慣れることができました。」
「勤務形態はシフト制で、自分の希望した日に休みを取ることもできます。休日には、家でゲームをしたり、神戸や三田など外に買い物へ出掛けたりすることでリフレッシュしています。」
竹田さんにとって丹波篠山はどんなまちですか?
「丹波篠山は人が穏やかですし、自然の空気もおいしいです。一度市外に出て一人暮らしをしたことで、当たり前だった地元の良さに気付くことができました。自分が育ったまちで、町内会や学校など、勝手もわかっているので、今後も丹波篠山で暮らしていきたいと思っています。
私にとって丹波篠山は、田舎すぎず、都会すぎず、住みやすいふるさとです。」
※この職場で頑張っています
最後に、地元で働く良さとは?
「入居者さんは丹波篠山の人が多いので、デカンショなど共通の話題があり、会話のきっかけがあるということが地元で働く良さだなと思います。一緒に働く人達とのコミュニケーションも同様で、共通の話題があると会話が弾みます。人間関係がしっかりしてくると仕事でも助け合えます。」
「やすらぎ園に就職したことで、人の繋がりの大切さを実感しています。もっと市内に地元就職する人が増えて、みんなで働きやすい環境を作っていければいいなと思います。」