丹波篠山市で水産加工食品(主にとびっこ・うにくらげ)などの製造をされている
株式会社かね徳 篠山工場。
今回はそこで働く 根岸 佑美さんにインタビューさせてもらいました。
「周りに支えられ、子育てと仕事を両立して働く」
・まず株式会社かね徳に就職されたキッカケは?
「食品」に関わる仕事に興味があったからです。南あわじ市に実家があるため、関西圏の企業に絞り込んで就職活動をし、大学卒業後に入社しました。
・知らない土地で、新しいお仕事に就かれてどうでしたか?
不安ばかりでしたが、上司に恵まれていたのでここまでやってこれたのだと思います。上司は丹波篠山出身の方で、土地柄もあるのだと思いますが、親身に指導していただき、仕事をする上で支えていただきました。
※南あわじ市出身のため、丹波篠山市での生活に抵抗は全くなかったと話す根岸さん。
・現在どのようなお仕事をされていますか?
商品開発なので、新しい商品を作ったり、篠山工場やベトナム工場で製造している「商品」を、お客様の声を元に改良したりしています。何度かベトナム工場に行かせてもらい、工場の様子を知り、担当者とも顔を合わせて話ができました。そのおかげで、今はメールでやり取りしながら、スムーズに意思疎通が図れています。
・社内の雰囲気や仕事の取り組み方は、どのような感じですか?
社内全員が意見を出して、効率化や自分の働きやすい環境を自分で作ることが求められています。技術的なところも重要ですが、働きやすい環境を作ることで、人を育てていくことにもつながっている社風です。
・勤務しながら、出産や育児を経験されていますが、会社の対応(福利厚生)は?
社内の理解もあり、子ども2人ともの出産育児休暇を取りました。部署替えもなく復帰して、今は時短勤務をしています。社内で時短勤務を取り始めたのは私が初めてなので、育児をしながら働ける環境作りをこれからの若い社員の方につなげていきたいです。
※今後の目標は、「末永く美味しいと思ってもらえる息の長い商品」を開発することです。
・丹波篠山市で働くことはいかがですか?
今の生活は子どもが中心で、毎日元気でいてくれるから、仕事にも積極的に取り組めます。丹波篠山市は預かり保育や学童も充実しているので、安心して働けています。
子どもを通じて地域の方々とも関わりを持つようになりましたし、周りの理解もあってここまでやってこられたので、満足しています。