地域の人が、通勤、通学、買い物などで活用する神姫バス。このバスの運行を行う神姫グリーンバス株式会社さん。
今回は、この会社で働く蓑田さんに今回はお話を伺いました。
きっかけは教習所
神姫グリーンバス株式会社への就職を機に神戸市北区から移住された蓑田さん。
「小さい頃からお父さんと一緒に丹波篠山を訪れていました。大きくなってMランド(篠山自動車教習所)で免許をとったときに、スタッフのアットホームな雰囲気と、田園が続く景色がとても好きになり、いつか丹波篠山に住みたいと思うようになりました。」
全てはタイミング
11年間接客業をされていたと伺いましたが、転職を決められたきっかけは何かありましたか?
「『地域の足を守る運転手。あなたも大型バスなんて無理だと思わないでやってみませんか。』というラジオのCMがとても印象に残り、丹波篠山市で運行しているバスを調べてみると、偶然にもCMと同じ神姫グリーンバスでした。また、知り合いの方から『使っていない家があるよ。』と教えてもらい、住む場所もすぐ決まりました。
丹波篠山が好き、運転が好き、地域の人の役に立つ仕事がしたい、そんな想いをずっと持っていたので、全てのタイミングが本当に良かったんです。」
いまはどんなお仕事を担当されていますか?
「主な仕事は運転です。上司や先輩の方が優しく、『どうや~、わからんことないか?』っていつも気にかけてくださり、皆さんの優しさに助けられていると思います。」
※いまはスクールバスを運転しているそう。
実際に丹波篠山で暮らしてみていかがですか?
「家の近くには川があって、春にはその川沿いに桜が続く景色や、ホタルがたくさん飛んでいることにも感動しました。夜は真っ暗でぐっすり眠れて、朝日の光で目覚める。心も体も健康的に生活ができるようになりました。
子どもからお年寄りの方まで『引っ越してきたの?』と声をかけてくださり、このまちに越してきて良かったと感じます。」
苦手な細い道を早く克服することがいまの目標だと話す蓑田さん
それでは最後にこれから丹波篠山で働きたいと思う人にメッセージをお願いします。
「事前に住んだ時のイメージをすることは大切だと思います。
私は働こうと思った時からバイクで毎週のように来ていたので、生活するイメージが出来ました。
大阪や京都にも近く、不便に感じることはないので、私は、これからもずっと丹波篠山で暮らしていきたいです。」