仕事・家族・子育てなど様々な視点から理想の移住先を見つける。丹波篠山には、移住前のビジネスを継続し家族の絆を強くする環境がありました。インターネット販売業を経営されている文岩さんは、家族も自身も過ごしやすい場所として丹波篠山市の城北地区に拠点を構えられました。
思い描く家族のカタチ
もともと自然が大好きで田舎暮らしへの憧れがあり、数年後には移住しようかなと考えている時に3人目の子を授かりました。子どもたちとゆったりとした田舎暮らしって「素敵やな」って思いがさらに強くなりました。それから時間があれば現地へ赴き色々な地域を見てまわりました。そして丹波篠山に初めて来た時、篠山城跡周辺の情緒ある町並みと、そこを少し離れると広がる自然の近さや盆地特有の田園風景に目を奪われました。この雰囲気は他の地域ではなかなかないと思います。
田舎での子育てと癒やし
子ども3人となると都会で思う場所に広いマンションや戸建ては、現実的には難しいです。一方、田舎での子育てには徒歩で通学できるとか、環境条件を満たす場所選びが大切で、家族みんなが無理なく過ごせることを考えることが住みやすさに繋がりました。こちらに来てから子どもたちは、広々とした庭で土に触れ、虫とあそんだり、ザリガニを取ったりとのびのびと穏やかに過ごしています。そんな姿を眺めながら私たちもゆったりとした時間の流れの中での生活と、都市部では得ることのない癒される環境を楽しんでいます。
移住者の目線
初めて暮らす場所で周りの皆さんに迷惑をかけないようにという思いで来ましたが、実際に地域の方とお会いして話してみたら、ネットなどの情報ではわからない、温かいお気持ちを感じ取ることができました。これからもっと“丹波篠山の魅力”を教えてもらいながら発見していくのだと思います。地域のお付き合いをする中で、自分の仕事を活用して貢献できる可能性を非常に感じています。他の地域から移住してきたからこそ感じ取れる魅力を発信し、都市部に居る時よりもっと広がりのある仕事ができるのではと思っています。
充実した忙しさ
この家には僕の理想のスタイルが詰まっています。家庭菜園や離れの囲炉裏、周りを気にせずに焚き火のできるスペースがあります。またやれるところは自分でDIYし、次はウッドデッキを作ってみたいと構想するなど日々、楽しみながら忙しくしています。大阪に住む友人も作業を手伝ってくれて、訪れるたびに丹波篠山の良さを感じてくれています。人の集まる温かい家をみんなで作り、ゆったりとした時の流れを共有し、家族で一緒に過ごす生活に潤いを実感しています。
憧れの生活を現実のものへ
都市部でしか生活したことがなかったので移住するまでは不安はありましたが、“今しかできないことをやろう”と決意しました。実際に暮らすと家族・友人・地域のみなさんとの繋がりの中で得る「活き活きとした暮らしの中に新鮮なことがいっぱい!」ある丹波篠山の新しい生活を満喫しています。