「丹波篠山で働くということ、丹波篠山で暮らすこと」
前回ご紹介した「先輩就職者 座談会」vol.1の続きをお届けします。
左から大久保さん・余田さん・石田さん・外川さん・西家さん
・丹波篠山で働く良さは?
\コミュニケーションがとれる職場だから明るく楽しく働ける環境がある/
外川:今でも大変なときはあります。そんなときに思い出すのが上司に言われた「介護の仕事は大前提しんどいけど、人間関係が良い職場は楽しく働ける」という言葉です。スタッフみんな、支え合いながらコミュニケーションが取れているので、人間関係が崩れることなく明るく楽しく働ける環境がここにはあります。
休みの日にも職場の人たちと出かけることも多いし、プライベートの話も沢山します。そんなオンオフ含め仲が良いことがそんな職場環境を作っているのかもしれません。
\お客様は地元の人、生活は慣れている地元の暮らし/
石田:最初は市外で働こうかなと考えたり、探したりしたこともありましたが、実際に働き始めたら地元の人もお客さんとしてこられることで働きやすかったり、慣れている地元での生活なので過ごしやすいと感じました。また職場には市外や県外からお客さんが多くいらっしゃって、お話しながら交流することも楽しいので、今は地元就職を選んで良かったなと思っています。
\若いからこそ体験できる地方の良さがある/
大久保:僕は丹波篠山で就職して働いてみないと味わえない「何か」があって、それを探求するのがそれぞれの仕事に向き合うモチベーションだと思っていて、僕の場合は「丹波篠山の人が好き」なんだと思います。
大学時代に大阪に住んだこともあるんですが、都市部と地方ってそんなに差がないと思っています。いまの傾向だと若いときは都会で、年齢を重ねたら地方で暮らすみたいな流れがあるけど、若いからこそ体験できる地方の良さがあると思います。都会にはいつでも出ていけるし、企業も多いですが、地方の成り立ちや営みを知らないまま都会に出るより、地元をしっかり理解して「しごと」をすることも選択肢だと思います。若いからこそまず地元で働いてみる!ありだと思います。
・丹波篠山市で暮らす良さは?
\都市部に住んだとしても、結局は丹波篠山にすぐ帰ってくると思う/
西家:就職は丹波篠山でしようかなとなんとなく考えていました。上手く言えませんが丹波篠山は好きなんです。都市部へ遊びに行きやすい所もちょうどよくて、休日には買い物や友達と遊びに大阪や神戸などに行きますが、帰って来るとホッとして、「やっぱ地元やなぁ〜」となります。就職や進学で都市部に行く友達も多く、以前は都会で暮らしてみたいなと憧れもありましたが、住んでもすぐに帰って来そうですし(笑)今の生活を楽しんでいます。
・プライベートは楽しめていますか?
\最近の目標は憧れのものを買うこと/
余田:車の運転が好きで休日にはよくドライブに出かけます。その他は自宅でゴロゴロしています(笑)
今はしっかり貯金をしていつか憧れのスポーツカーを購入したいと考えています。そんな小さな事がたくさんあって、仕事のやる気に繋がっていますね。
\大切なものが近くにある地元の暮らし/
石田:休日には友達と遊んだり、市外に買い物に行ったりしていますね。細かな作業をするのが楽しくて、特にネイルや車が好きで共通の趣味の友人とよく遊びます。確かに地元は遊ぶとこは少ないですが、近くに職場があって家族の時間も大切にできる、大切なものが近くにたくさんある地元の暮らしを選んだことは、今から考えると良い選択だったかもしれませんね。
・これから就職先を検討する高校生や大学生にメッセージをお願いします。
\自分にあった職場か調べること/
余田:まず自分にあった職場かどうかよく調べることが大事だと思います。先生に相談したり、インターンシップなどの職場体験を活用したりしたら良いと思います。僕の場合は働きやすさを重視しましたが、人それぞれ大切なポイントは違うと思います。都会に就職するのも近くに就職するもどちらも勇気がいることなので、まずは地元を見てみても良いかもしれません。もし私の職場に来ることがあれば、私が先輩に優しくしてもらったみたいに、優しく対応できるように頑張ります!
\普通が心地よい/
西家:結構ベタかもですが「伸和工業は、人が優しくて、給料も悪くない。休みもしっかりあるので安心して働けます!」そんな普通が心地良いのかもしれません。
\体力や技術は働きながら身につくものだと思う/
担当者:どんな方が福祉の仕事に向いていると思いますか?
外川:まず人と話すことが好きな人です!何をするにもスタッフや利用者さんとの間でちょっとした声がけやコミュニケーションが大切で、何を求められているのか知ることになります。体力や技術は働きながら身に付くものだと思います。スタッフを支えてくれて何事にも挑戦できる環境の職場かどうかも重要なポイントだと思います。
\なくてはならない仕事が私の仕事/
今は介護職にもベトナムや中国の方が増え始めています。私の職場でも比率は日本人より多いと感じるほど国際的な職場でもあります。彼らは介護の仕事も覚えながら言葉もマスターしていて、すごいなと驚かされます。介護はどの国や地域においてもなくてはならない仕事で、人の命と関わるため、学び続ける職業だと思います。毎日新たな発見があってやりがいも感じる仕事です。
\地元の人の為やったら頑張れる/
担当者:どんな人が向いている職業ですか?
大久保:まず丹波篠山市の農協であれば、丹波篠山市のことが好きな人ですね!それと、相談業務では相手の話をしっかり聞くことが大切になるので、人と話すことが好きな人。実は私も何度かこの仕事を続けていけるのか悩んだことがありましたが、その時に尊敬できる上司の人が相談にのってくれて、これまで頑張ってこられました。「地元の人の為やったら頑張れる」をモチベーションに、丹波篠山だからこそ続けられているんだと思います。
担当者より一言
今回の5人の皆さんは、初対面にも関わらず、楽しく和気あいあいとお話しいただきました。お話する中で「あの時に優しくしてくれた地元の人のために働きたい」「職場の人が優しい」など、「丹波篠山市の人の良さ」について全員がお話されていたことが印象的でした。
今回紹介した5人はもちろん、当サイトをご覧いただいている読者の皆さん一人ひとりに、「丹波篠山市で暮らし、働くシアワセ」があります。その舞台が丹波篠山市だからこそみえる未来がきっとあるはずです。
これから就職先を検討する高校生や大学生の中から、今回お話いただいた先輩たちのように丹波篠山市で働く人が1人でも増えることを願っています。
「神戸大学・丹波篠山市農村イノベーションラボ」について
今回、座談会を行った場所は、JR篠山口駅の東側にある「神戸大学・丹波篠山市農村イノベーションラボ」
普段はローカルビジネススクールを開講しているこの施設。同スクールで使用しない時間は一般開放を行っています。学校帰りの読書や勉強スペースにご活用ください(無料・予約不要)
施設に関する問い合わせ先
丹波篠山市 ブランド戦略課 TEL:079-552-0275