株式会社丹波たぶち農場 田渕さん 前岡さん

株式会社丹波たぶち農場 田渕さん 前岡さん

 

【企業紹介】株式会社丹波たぶち農場

 

 

〜伝統の味を守り、最先端技術と“6次産業化”で挑む丹波篠山の未来農業〜

 

兵庫県丹波篠山市を拠点に、豊かな自然と昼夜の寒暖差が大きい気候を活かして、こだわりの農産物づくりを行う「株式会社丹波たぶち農場」。「自家製堆肥」による徹底した土づくりをし、その土を使って、化学肥料や農薬を5割削減した「特別栽培米コシヒカリ」や、風味豊かな「丹波篠山産黒大豆(黒豆)」、最高品種の餅米「マンゲツモチ」などを生産しています。

 

単に農産物を生産・販売するだけでなく、季節ごとの「いちご狩り」や「黒枝豆狩り」といった観光農業(収穫体験プログラム)にも注力し、お客様へ直接「食と農の大切さ」を届けています。近年では、自動運転トラクターやドローンを用いた「スマート農業」を推進。伝統を守りながらも常に新しい技術を間近で学び、実践できるアットホームな環境が強みです。

 

【社員インタビュー】地元で働く魅力、見つけたやりがい

 

 

前岡 あんりさん(入社4年目・24歳/篠山産業高校・兵庫県立農業大学校卒)

 

・日常の仕事内容を教えてください。

 

日常的な草刈りから、トラクターでの田んぼの耕起(こうき)作業まで農業全般に関わっています。また、10月の観光農園シーズンには、黒枝豆狩りに来られるお客様の接客も担当しています。

 

・農業の道を志したきっかけは?

 

中学校の時の職場体験(トライやる・ウィーク)です。将来のことを考える際、勉強があまり好きではなかった私は(笑)、体を動かせる仕事として農業を思いつき、市内の農家さんで1週間お世話になりました。そこで「農業って楽しいな」と感じたのが始まりです。

 

・地元の丹波篠山で働こうと強く決意した理由はどこにありますか?

 

農業大学校時代に他地域で黒豆の栽培実験を行った際、それぞれの土地で育つ農産物の違いを肌で感じました。各地で美味しい黒豆が育てられていますが、やはり私にとっては生まれ育った丹波篠山の黒豆の美味しさが特別で、これほど恵まれた環境で作られる地元の産物は本当に素晴らしいものだと再認識したんです。この「本場の丹波篠山の美味しさ」を日本中、世界中のもっと多くの人に知ってほしいという想いが、今の私の働く一番の原動力になっています。

 

・数ある農家の中から「丹波たぶち農場」を選んだ理由は?

 

学生時代の授業で1ヶ月間、住み込み研修を受けさせていただいたのがきっかけです。自宅から非常に近かったこともありますが、実際に自分の目で職場の温かい環境や雰囲気を確かめ、「ここで働きたい」と決めてそのまま就職しました。先輩方も皆さんすごく温かく、お昼ご飯を一緒に食べに行ったり夜にカラオケに行ったりするほどアットホームな職場です。

 

 

・仕事のやりがいや、「自分らしい働き方」を教えてください。

 

自分のペースで作業を進められるところです。毎年少しずつ違う作業や新しいことに挑戦させてもらえるので、常に学びながら成長している感覚があります。 一番のやりがいは、やはり観光農園でお客様の生の声を間近で聞けることです。「毎年楽しみにしてるわ」と言ってくださる方や、シーズン中に毎週のように足を運んでくださる方もいて、「やっぱり美味しかったわ」と笑顔で言っていただける瞬間が本当に嬉しいです。

 

・地元で就職を考えている高校生・大学生へメッセージをお願いします。

 

周りを見ると市外に出て働く人が多く、悩む方もたくさんいると思います。でも、地元で働くメリットはたくさんあります。家族と一緒に過ごせる時間を長く持てることはもちろん、自分の仕事が誰かの役に立っている実感や、お客様を身近に感じられるのは大きな魅力です。 あと、個人的には通勤時間がすごく短いです(笑)。朝8時半からラジオ体操が始まりますが、家が近くにあるため、ギリギリまでゆっくり睡眠がとれる生活環境も、地味かもしれませんが長く働く上で強い魅力だと思います。

 

 

【経営者インタビュー】若手が輝く、未来の農業ステージ

 

 

田渕 泰久 専務取締役

 

・「丹波たぶち農場」の企業としての強みや特徴は?

 

代表(社長)が50歳、私が48歳なのですが、基本的には私たちより若い世代を積極的に採用してきたため、社内の平均年齢がかなり若いところが特徴であり魅力です。 現在は生産から加工・販売までを一貫して行う「6次産業化」を展開しており、社屋の隣に新たな加工場を建設しています。これに伴い、自社で採れたいちごや枝豆をベースにしたテイクアウトメインの直売所・カフェのオープン(2027年1月中旬予定)に向けて準備を進めています。

 

・若手社員のサポートや資格取得の支援について教えてください。

 

実務に必要な資格に関しては、費用を会社が全額負担して取得できるよう全面的にサポートしています。今の普通免許では運転できない2tトラックなどの、準中型免許の取得も支援しています。ほかにも、大型特殊免許やフォークリフト、パワーシャベル、さらにはコミュニケーションに関する資格など、一般生活では使わなくても「農業のプロ」として必要な資格はすべて会社持ちで取得可能です。

 

・入社後、社員はどのように成長していけるのでしょうか。

 

入社から8年ほどの間は、毎年新しい機械の操作を練習し、新しい仕事に挑戦していくイメージです。全員を完全なオールラウンダーにするというよりは、全体のベースを身につけつつ、それぞれの「お米に強い」「この作業が得意」といった専門に特化した強みを持つ役割分担を目指しています。およそ8年勉強すれば、農場内のどのポジションでも対応できるようになり、仮に将来独立するとなった場合でも充分に機能するだけのスキルが身につきます。

 

 

・「スマート農業」の導入など、最先端の技術にも触れられるそうですね。

 

当社では「新しくて良いな」と思ったことは、とりあえず何でも取り入れようという方針です。現在は自動運転のトラクターや、ドローンを使った栽培補助なども導入しています。経営面積が大きい分、最先端の農業機械や新しい技術を間近で見て、自分で実際に運用し、試行錯誤できる環境があります。これは若い世代にとって大きなスキルアップに繋がると思います。

 

・働きやすさや、お休み(ワークライフバランス)はいかがですか?

 

農業ではありますが、一般的な「社会通念」に合わせた柔軟な労務管理を取り入れています。有給休暇も必要な時に自由に取得できますし、農繁期であってもメリハリをつけてきっちり休みを取るようにしています。 会社自体はシフト制を敷いています。週末は観光農園やボランティアの受け入れで賑わうため土日祝の出勤はありますが、「平日のほうがどこに出かけるにも空いていて良い」というタイプの人には、すごく合う働き方です。自分の担当する責任範囲をきっちり果たせるのであれば、個人の働き方に合わせて柔軟に休みを調整できるスタンスをとっています。

 

 

株式会社丹波たぶち農場の情報はリンクからご確認ください。

株式会社丹波たぶち農場

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