前川友章さん

ささやまだからできること1

地元食材を使った昔ながらの素朴な料理が評判の「山里料理まえ川」。地元丹波篠山に戻り、お店を開かれた前川友章さんにお話を伺いました。

 

 

地元食材でこだわり料理を作りたい

子どもの頃から地元で飲食店を持ちたいという思いがありました。京都などでの修行のあと、実際に起業を考えた時に、どうしても実家の田畑で採れたお米や野菜など、地元の生産者さんの魅力的な食材を使い、自分で納得のいくこだわり料理を提供したいという思いが強くなり丹波篠山に戻りました。そこから自身が表現したいことと、どのようにお店を運営するかを考えていきました。もちろん家族を養う必要もあり、できるだけリスクを抱えたくないという気持ちもありました。そんな時、ご縁から城下の西町にある厨房設備が整った古民家をご紹介していただき「山里料理 まえ川」を始めました。

関わるお店や人、みんなが幸せになるように

地元食材を使えば必ず売れるという訳ではないんです。お店を始めた当初は、地元食材を使えばみんな美味しく食べてくれると思っていたので苦労しましたね。地元食材の素材の味だけに頼るのではなく、私の調理経験、知識で、今までに食べたことのないような新しい地元食材の料理の提供をしています。また、食材を提供してくださる人や事業者に貢献したく、壁に貼ったメニューに食材の仕入れ先を載せ、名前を宣伝させていただいています。自店舗だけにお客様が付くのではなく、関わるお店やみんなが幸せになる関係を作りたいので、今後はお酒を造る人や器作家さんなど異分野の人とコラボして、各自のお客様を送り合えるようにしたいですね。