「創めて、つくる」挑戦の先に、食べる喜びを。100年の歴史を持つ、かね徳の魅力
大正14年(1925年)、兵庫県芦屋市で創業した株式会社かね徳。「食べる喜びの創造」という理念のもと、既成概念にとらわれない新しい味を追求し、食卓に笑顔を届けてきました。
戦後には日本初の創作珍味「くらげうに」を開発し、その後の「とびっこ」(登録商標)の大ヒットで、創作珍味というジャンルを確立。今年(2025年)で創業100周年を迎える今も、かね徳の挑戦は止まりません。新鮮な海の恵みを活かしながら、まだ世の中にない「おいしさ」を日々生み出しています。
今回は、そんな伝統と革新の現場で活躍する社員の方々に、かね徳で働く魅力についてお話を伺いました。
Q. プロフィールを教えていただけますか?
太田佳希(おおた よしき)さん:出身高校は豊岡市の出石高校で、大学は広島県の福山大学で主に海洋系の勉強をしていました。海洋系の研究では、メバルなどの魚の分類や稚魚などを研究していました。
Q. 現在のお仕事内容について教えてください。
私は就職をきっかけに出身地である豊岡市から、丹波篠山市に移住してきました。車で1時間くらいの距離です。今年の4月からこちらに来たので移住してまだ半年くらいですね。
主に「揚場」という作業場を担当しています。タンクに入っている製造された製品を、水切り台で異物や不良品などを選別し、プラスチック製のポリ容器に50キロずつ詰めて、物流に渡す作業をしています。また、調味料を混ぜてタレを作る作業も行っています。
Q. 仕事の大変な部分と、やりがいを感じる部分は?
大変な部分は、特定の魚の部位は脂分が多くて、油を落とすのに時間がかかったり、重かったりすることです。50キロの容器を持ち上げる作業もあるので、体力が必要です。
私はもともとサッカーをしていたのですが、足を使うばかりで腕はあまり使わなかったので、最初は少し大変でした。今はだいぶ慣れてきました。
やりがいは、私はもともと黙々と作業するのが好きなので、この揚場の作業は自分に合っていると感じています。
Q. 地元(豊岡)から離れ、丹波篠山に就職を決めた理由は何でしたか?
大学時代に回転寿司のアルバイトを4年間ずっと続けていて、そこで食品を作ることに興味を持ちました。もともと水産系の勉強をしていたこともあり、魚が好きで、魚に関わる仕事がしたいという思いがありました。就職活動で地元の兵庫県を中心に探していて、そこでかね徳を見つけました。
Q. 職場の雰囲気や働きやすさ、そして休日の過ごし方について教えていただけますか?
入社したばかりの頃は覚えることも多く大変でしたが、分からないことは先輩たちが丁寧に教えてくれるので、とても働きやすいです。休日は家でゆっくり過ごすことが多いですが、たまに映画を観に行ったり、今年の冬には温泉旅行に行きたいと思っています。
Q. これから就職を考える高校生や大学生にメッセージをお願いします。
魚が好きだったり、食品を作りたいという気持ちがある方には、良い職場だと思います。また、自分が手間ひまかけて作った食品を、お客さんに食べてもらえるのはすごく喜ばしいことなので、そういったやりがいを感じられる仕事だと思います。
丹波篠山市では、新卒者向けの奨励金など就職の際のサポートも充実しているので、そうした点も含めてかね徳に就職してとてもよかったと感じています。
【担当者様へのインタビュー】
佐圓 美智子(さえん みちこ)さん:総務部
Q. かね徳の魅力について教えてください。
弊社は今年(2025年)で創業100周年を迎えることもあり歴史が長く、その中で培ってきたものがたくさんあります。新しい商品も常に開発しており、古いものだけでなく新しいものも取り入れているのが良いところだと思います。
Q. 働きやすい環境だと感じられるのは、どのような点ですか?
上司との距離が近いことです。部下と上司という関係性だけでなく、何か意見があればすぐに話せる雰囲気があります。
Q. 入社後のキャリアモデルや人材育成について、どのような考えをお持ちですか?
長く勤めていると、ステップアップできるようになっており、一人ひとりが成長目標を掲げています。会社が必要とする資格(フォークリフトや安全衛生など)はもちろん、本人が学びたいと希望する資格(仕事に直接関係なくても、後々役に立つようなもの)の取得も認めて、費用を会社で負担しています。与えられた仕事だけでなく、自分がやりたいことを提案しやすい環境だと思います。
Q. 会社全体の雰囲気や、チームワークについて教えてください。
社員間のコミュニケーションを深めるために、懇親会などを定期的に開いています。社長も社員と積極的に話す機会を設けていますね。また、チームごとに協力できるように、カイゼン勉強会なども設けています。
Q. どのような人材を求めていますか?
チームワークを重視しているので、コミュニケーション能力を最も重要視しています。ものづくりは一人ではできないので、誰かと一緒にするということが大切です。技術は後から身につくものですから、仲間と協力できる方が向いていると思います。
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