社会福祉法人 丹南精明園 杉原祐司さん

障がいのある方に対して暮らしやお仕事のサポートをされている丹南精明園さん。

今回はそこで働く杉原さんに、利用者さんに向き合う仕事について伺ってきました。

 

「知的障がいや精神障がい、身体障がいのある利用者さんが生き生きと暮らせるようにサポートすることが仕事です。利用者さんのお食事や入浴、外出のサポートを行います。」

※杉原さん。爽やかな男性です。

 

杉原さんは、利用者さんの暮らしをサポートするうえで大切なことをこのようにお話されます。

 

「利用者さん一人ひとりによって障がい特性や性格が違います。そのため、何に喜ばれるのか、嫌がられるのか園で一緒に過ごしながら理解して、各々に合わせてコミュニケーションをとる必要があります。」

 

しかし、入職当初は利用者さんからなかなか信頼されず、苦しい思いをされたそうです。

 

「この仕事で一番大切なのは、信頼関係です。利用者さんからこの人を頼っても大丈夫と思ってもらえると自然と話せる関係になれます。入職したての頃は、利用者さんも私のことを全然知らず信頼関係も築けていなかったので、上手くコミュニケーションがとれませんでした。」

 

徐々に信頼関係を築かれたのですか?

 

「はい。どんな人なのか、どんなことに喜んでくださるのかわかってくると自然な対応ができました。自分がしたことに対して喜びの反応が返ってくるのが嬉しかったですね。」

※ご利用者とお話される様子

 

杉原さんは、利用者さんが喜んでくれたりお礼を言われるともっと頑張ろうと思われるそうです。

 

「中には自分の気持ちが上手く伝えられない利用者さんもいます。そんな気持ちを汲み取れた時はすごく嬉しいですね。」

 

相手の性格や気持ちを理解し、行動する。福祉の仕事では、そういった能力が非常に求められるようです。人の気持ちを感じ取ることが得意な人に向いている仕事だと思います。

 

「利用者さんと向き合っていて上手くコミュニケーションがとれない時もあり気分が沈みますが、できるだけ笑い話に変えて引きずらないようにしています。そういったメンタルのケアも大切ですね。」

 

「あと冗談を言い合える職場です。明るい職場だと仕事が上手くいかなかったときでも切り替えることができます。人間関係の良さが長く続けられる要因かもしれません。最初、私自身、障がい者支援施設と聞いてかなり抵抗はありました。しかし、いざ働き始めると暖かい楽しい職場で自然と溶け込むことができました。そして、徐々にですが利用者さんとも信頼関係ができ始め、仕事が楽しくなりましたね。」

 

丹波篠山で暮らし働く魅力とは

 

「若い頃に都会に憧れ、地元を離れた事がありました。しかし、現実の厳しさを知り、地元の友達や家族のありがたさを痛感させられました。」

 

杉原さんは、一時期大阪や神戸で暮らされていました。都会での暮らしを経験され、地元への考え方も変わったそうです。

 

「自分が一番安心できる場所で暮らそう、という想いから地元で働くことに決めました。いざ働くと職員も利用者さんも地元の方が多く、会話も合いとても過ごしやすいです。」

 

杉原さんが感じる丹波篠山の魅力とは何ですか?

 

「地元農家で取れる野菜やお米などがとても美味しいです。あと、丹波篠山を大切にしている人も多いので地元の絆が強いです。」

 

「趣味がマラソンで、市内のダムには山で濾過された美味しい水が飲める場所があります。そこでいつもランニングをしています。ストレス解消にもなり、走った後はいつも気分爽快です。」

 

お仕事もプライベートも満喫されている杉原さん。子どもの頃には気づかなかった丹波篠山の良さを今感じられているようです。

 

「もし将来家庭を持つことになれば、丹波篠山かいつでも来られるような場所で生活したいです。自分の子供にもこの地で成長して欲しいですね。」

住所兵庫県丹波篠山市西古佐700
連絡先電話079−594−2298
社員数140名
URLhttps://www.hwc.or.jp/seimeien/
備考