丹波篠山での暮らし1

丹波篠山での暮らし1

 

 

丹波篠山の空間に惚れ込んで。

 

・丹波篠山へはどんなきっかけで?

 

夫)以前妻がこちらで仕事をしていて、遊びに来た時の空気感が いいなと興味を持ちました。

 

・その後ここを移住先に決められた理由はなんだったんですか

 

夫)アクセスのよさもありますね。都会にも出やすいですし、仕事 柄地方に行くのにも便利で、お互いの実家にも帰りやすい場所 だったので。

 

・移住してみて、どんなところに違いを感じますか?

 

夫)こっちは距離感がいいなと。人との関係性だけじゃなく、物理 的な距離もあるので。例えば仕事で音出しても気になりにくいと か。草刈りとか、自治会での清掃とかは、住んでる人たちはめんど くさいっていうんですけど、今まで経験したことなかったんで僕は 結構楽しんでます。

 

妻)田舎は不便と言いますけど、今の所困ったことは特にないで すね。大きいスーパーに週に1回行ってまとめ買いすればいいし。

 

夫)買い物行くのも家族のイベントになりますね。

 

妻)あとは近くの無人販売所が結構便利で。おかず1品増やした いなって買いに行ったり。それにお散歩してたらみなさんお野菜く れたりするですよ。ほんと助かってます。

 

・お子さんはどうですか?

 

妻)たまたまこの地域は子どもが多いので、お友達も増えて楽し そうにしてます。大きな図書館もあるし綺麗な児童館もあって、す ごく子育てしやすいなって。

 

夫)子どもが1歳ぐらいの時にこっちきたんですけど、やっぱり、遊 ぶ場所が多いですね。歩き回ったり、虫採りに行ったり、探検だな んだと。都会では経験できひんような自然の遊びをさせてあげら れるのはいいなあと。ゲームよりも外で遊ぶ方が楽しいって言うんで。

 

それに、どこ行っても元気でかわいいねって褒められるし、う るさいって言われたこと一回もないんですよ。思いっきり遊べてス トレスも少ないし、子どもにとってプラスかなって思いますね。 唯一困ったことがあるとしたら、子どもの病院ですね。平日の昼間 ならいいんですけど、夜だと丹波の方まで行かんとあかんので、 ほんとそれだけはどきどきはしました。

 

 

自然と足並みを揃え、暮らしと制作のリズムを整える。

 

夫)以前はお店に泊まり込んで、作業机座りっぱなしということも あって。今は明るいうちは制作、暗くなったらおしまいってう。オン とオフの切り替えがしやすくなってメリハリがつくというか。自治 会の草刈りもリフレッシュになるんですよ。

 

体動かして、頭使って、 手先使ってっていうバランスがめちゃめちゃいい。煮詰まったらふ らっと散歩すれば気が晴れる。それに、お客さんがアトリエにこら れた時に田舎の空気を楽しんでもらえますしね。僕の作ってるも のの雰囲気ともマッチしてるので、強みになってると思います。

 

・創作や販売において、移住後に変えた部分はありますか?

 

夫)以前からネット販売にも力を入れていきたいって思ってて。こ っちに来てからはより能動的に情報発信する必要を感じたので、 SNSを活用して、作ってる風景だったりを載せて、お店のオープン 情報をアップしたりしてます。

 

宝塚にアトリエとショップがあった 時は、人通りが多かったので開けてたらある程度来てくれてたん ですけど、やっぱこっちは探してもらわないと出会えないですから。 知ってもらうきっかけづくりをしっかりしないとって思いますね。

 

 

移住したら、やりたいことばかりに。

 

・これからの展望を教えてください。

 

妻)宝塚でカフェをしていたので、ギャラリーとカフェを併設したお 店をまたしたいです。昔からのお客さまで楽しみにしてくださる方 もいらっしゃるので。 ー 移住するとやりたいこと、増えますよね。 夫)そうですね、やりたいことばっかりですね。

 

・最後に、移住先を探している人にメッセージをお願いします。

 

丹波篠山は、田舎暮らしの不便さを楽しめる人におすすめですね。 地域の自治会とかご近所さんとの付き合いもありますが、こっちは みんなおおらかで優しい人ばかりなので大丈夫。人との繋がりを大 切にしたい人とか、もう生活を遊びと考えてる人、都会では物足りん なって感じてる人はぜひぜひ。

 

一緒に田舎暮らしを楽しみましょう。 自然と足並みを揃え、 暮らしと制作のリズムを整える。 移住したら、やりたいことばかりに。 昼はオン、 夜はオフ。 自然のリズムに 合わせて 暮らし、つくる